こんにちは、寒くなってきた今日この頃、どうしても仕事柄パソコンを頻繁に使う上に、手術でもがっつり肩回りが固まるせいで、緊張性頭痛が良くおきます。

また、実は私、昔から片頭痛も持っております、、、

気づいたのは大学のころで、ギザギザした光が周辺部に出てきて、どんどん中心に向かって、本など読もうとしてもそのギザギザした模様が文字を絶妙に隠すためにうまく見えない。10~15分すると自然に消えたと思ったら、ズドンと頭痛に襲われるようなことが、3か月ごとぐらいにありました。

そのぎざぎざした光、

閃輝暗点

と呼ばれます。片頭痛に閃輝暗点が伴う割合は約25%ほどですが、非常にやっかいな症状であります。

また、頭痛をともなわない閃輝暗点のみのAcephalgic migraineが片頭痛の4%にあるそうで、頭痛がなくても片頭痛の診断になります。

 

発生メカニズムはややこしいのですが、脳の一部分が同心円状に興奮して、その後一気に神経活動が抑制される現象であり、それによりそのようなギザギザした模様が見えてしまいます。

 

頭痛だけなら何とか耐えれますが、実は片頭痛患者は脳梗塞リスクが高いことが分かってます！

片頭痛がない人の2倍のリスクとなります。

とくに閃輝暗点をともなう片頭痛が高いリスクとなります。

40歳をこえて初めて閃輝暗点を経験した場合は、一度MRIで何か異常がないかチェックした方がいいですね。

また、閃輝暗点がしょっちゅう起きて生活に支障が出る場合は、片頭痛予防薬であるロメリジンを内服することで抑えることができますので、是非ご相談ください。

私の場合、片頭痛時はそっとあきらめて、わんこと横たわって嵐が過ぎるのを待ちます、、、