緑内障とスマホ
皆さまこんにちは。
茨城や都内にいると非常に目が痒かったりしたのですが、今月屋久島という杉のメッカに再訪しましたが、
全く痒みが出ない不思議。もちろん風向などもあるでしょうが、公害や大気汚染も影響してるのではないかといわれてます。
屋久島は大気が澄んでいる影響もあり、鼻水も目のかゆみもくしゃみも一切なく、心地よい滞在となりました。
では今日のテーマです。
緑内障とスマートフォンの関係。
現在スマホは我々の生活になくてはならない存在です。おそらくこのページを見るのにもスマホを用いている方が多いのではないでしょうか。
そもそも緑内障の有病率は40歳以上で20人に1人です。非常に多い疾患ですが、そのほとんどの方はスマホを用いているかと思います。
2019年の研究の報告ではスマホやパソコンを長時間使うと眼圧が上昇する報告があります。
特に隅角(目の水の出口)が狭いタイプの方はスマホによって眼圧が上がりやすいと言われてます。
スマホは生活に不可欠ではあると思いますが。暇だからとずっといじっていることが良くないので、何事もほどほどが大事ですね。
そしてさらに重要なのが、、、
きっとこれを読んでる方の中には、寝ながらスマホをいじってそのまま寝落ち、という方もいらっしゃると思います。
座位よりも臥位、明所より暗所でのスマホ使用の方が眼圧上昇のリスクとなるので要注意です!
ではなぜスマホ使用で眼圧が上がるのでしょうか。
詳しいメカニズムはまだわかっていないのが現状です。
現在言われているのは、輻輳(手元を見るための反応)によって前房隅角(目の中のスペース)が狭くなります。とくに高齢者では白内障の進行で目の中にある水晶体が膨らむことで狭くなりがちなのですが、輻輳によってより狭くなると、目の水の出口が狭まり、眼圧が上がるのではないかと考えられています。
寝るとき、寝つくまでついついYouTubeやネットサーフィンしたくなる気持ちは分かりますが、緑内障の方はなるべく避けたほうがよさそうです。
さて、本日のわんこは、散歩いっぱいして寝落ちするランです。