症状
目のかすみ
目のかすみの原因は、様々なものが考えられます。
疲れやストレス
長時間パソコンやスマホを使用したり、読書や運転など、長時間の集中作業によって目が疲れたり、ストレスが原因でかすみが生じることがあります。
屈折異常
遠視、近視、乱視などの屈折異常がある場合、眼の焦点が合わずにかすみが生じることがあります。
眼の病気
緑内障や白内障、ぶどう膜炎、ドライアイなどの眼の病気が原因でかすみが生じることがあります。
加齢
加齢によって、眼の調整機能が低下し、かすみが生じることがあります。
上記以外にも、目の疲れや眼の乾燥、アレルギー、睡眠不足などが原因となることがあります。
目が赤い
眼の疲れ
長時間のパソコン作業やスマートフォンの使用、読書や運転など、目を酷使することで眼が疲れ、赤くなることがあります。
眼の乾燥
ドライアイという症状がある場合、涙の分泌が不十分で目が乾燥し、赤くなることがあります。
アレルギー
花粉やダニなどのアレルゲンによって目がかゆくなり、かきむしったりすることで赤くなることがあります。
眼の炎症
結膜炎、角膜炎、強膜炎などの炎症がある場合、目が赤くなることがあります。
目の感染
細菌、ウイルスなどによって目が感染した場合、目が赤くなり、かゆみや充血が生じることがあります。
眼圧の上昇
緑内障などによって眼圧が上昇すると、目が赤くなることがあります。
上記以外にも、コンタクトレンズの使用、疲れやストレス、睡眠不足などが原因となることがあります。
目のかゆみ
アレルギー
花粉、ハウスダスト、動物の毛、カビなどのアレルゲンによって、目の表面やまぶたの内側が刺激され、かゆみが生じます。
眼の乾燥
涙液が不足することで、目の表面が乾燥し、かゆみが生じることがあります。
眼の炎症
結膜炎、角膜炎、強膜炎などの炎症がある場合、目がかゆくなることがあります。
コンタクトレンズ
コンタクトレンズが目に合わない場合、目の表面が荒れ、かゆみが生じることがあります。
目やにが出てきた
眼の乾燥、ウイルスや細菌による感染、アレルギー性結膜炎により眼脂が生じることがあります。
また、他の原因として、瞼(まぶた)の周囲に雑菌が繁殖する眼瞼炎などがあります。
目が疲れる
パソコン、スマートフォン、タブレットなどのデジタルデバイスを長時間使用すること、読書や細かい作業の繰り返すことで、筋肉が疲れて眼精疲労が生じます。
また、照明の問題(眩しい光や、暗い場所での作業)によっても、目が疲れやすくなります。
目の疾患としては、ドライアイにより涙液が不足すると、目が乾燥して疲れやすくなります。
他にも、今用いているコンタクトレンズや眼鏡が強すぎるために、目の疲れを感じてしまうことがあります。
目が乾く
加齢に伴う涙液の減少、コンタクトレンズの使用、長時間のパソコン作業やスマホ使用により、目の乾きを訴える方が増えております。
単に涙が少ないだけではなく、涙はあるのに涙の質が低下し、蒸発しやすい状態になっていることもあるので、診察により涙の状態に応じた治療が必要となります。
涙目になる
ドライアイがあると、乾燥しているのに涙があふれるという症状が生じることがあります。
また、涙の排水路である涙道が詰まり、眼の表面にあふれ出る鼻涙管狭窄症(びるいかんきょうさくしょう)であることがあります。
飛蚊症がある
飛蚊症の多くは加齢による硝子体と呼ばれる部分の変化や近視が強いことで見えることがおおいです。
長い間変わらないのであれば問題ないことが多いのですが、突然生じたり、突然増えた場合、目の中の出血や網膜剥離、炎症などが考えられるので、早めの受診が必要となります。
物がゆがんでみる
網膜の中心にある黄斑部に異常が生じてると、物が歪んで見えます(直線が曲がってみる、左右で大きさが違う、など)。
加齢黄斑変性や網膜剥離、眼底出血など失明につながる可能性がある深刻な疾患によって起こる場合があり、早めに眼科受診が必要となります。
物が二重に見える
片目で見た時に二重に見える場合、単眼複視と呼び、乱視や白内障が原因のことがほとんどです。
両目で見た時に二重に見える場合、両眼複視と呼び、眼球運動障害や加齢による輻輳・開散障害、斜視、稀に脳に原因があることもあります。
目が痛い
表面の痛みのゴロゴロやチクチクとした痛みの場合には、結膜と呼ばれる白目の炎症や目の中に異物が入ったことにより起こることが多いです。
また目の中央の角膜に傷がついても起こります。
他にはものもらいといったまぶたの炎症が考えられます。
目が重いといった深部の痛みでは緑内障発作、ぶどう膜炎、眼精疲労、視神経の炎症、頭部の異常などが考えられます。