睡眠時無呼吸の方、要注意
皆様こんにちは!
暖かい日が出てきて、花粉が舞いだしましたね。スタッフでも目の痒みを訴え出してる方が増えてきてます。。。
さて今日は睡眠時無呼吸と緑内障のお話。
そもそも睡眠時無呼吸症候群、聞いたことありますか?バスなどの居眠り運転事故が何度かあって、メディアでも多々取り上げられてきているので聞いたことある方も多いと思います。
睡眠時無呼吸症候群は、肥満、男性、加齢がリスクとして発症し、寝ている時に気道が閉じてしまう疾患です。
症状はいびき、睡眠時間は取れてるのに日中の過度な眠気、睡眠中の窒息感とともに目覚める、一緒に寝ている方からの無呼吸の指摘などが挙げれらます。
実は、緑内障における睡眠時無呼吸の併発率は20~40%であること報告があります。睡眠時無呼吸症候群の方は、視神経周辺の血流が悪くなり、視野異常の進行が早いことが分かっており、特に中心から下側の視野が障害を受けやすいとの研究報告があります。
睡眠時無呼吸があると、夜間の低酸素状態の持続で、酸化ストレスが全身に影響を及ぼし、視神経もその影響を受けてると考えられてます。
実際睡眠時無呼吸の治療を行うと進行スピードが緩やかなっており、緑内障がある方は、一度ご家族の方に夜のいびきの有無を確認してもらうといいかと思います。
どうしても眼科で出来る緑内障の治療は眼圧を下げるのみであり、眼圧以外の進行要因を取り除くことができません。
少しでも緑内障による影響を減らすためにも、ぜひ心に留めておいてください。
今日の一枚ですが
ちょっとスーパー行くだけなのに、連れてって欲しげなランです。