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手術

白内障手術

 白内障は、カメラにおけるレンズに相当する水晶体が白く硬く濁ることを言い、原因のほとんどは加齢によるものです。加齢以外でも、ステロイド内服していたり、糖尿病、アトピー性皮膚炎があると早期に生じることがあります。根本的な治療は手術となります。手術は基本的に局所麻酔で行います。2.4mmの切開創から超音波を発生する吸引器具を眼の中に挿入し、眼の中に水を灌流しながら混濁した水晶体の中身を吸引し、残した水晶体の薄い膜(水晶体嚢)の中に眼内レンズを挿入する方法で行われています。ただし非常に進行した白内障やもともと水晶体嚢を支える組織が弱い眼では、最初から、または術中に別の手術方法が選択されることもあり時間を要するケースがございます。

 白内障の手術は高度な医療技術と手術に携わる医療関係者の努力によって年々進歩してきました。手術時間が短いことが良い手術とか、切開が小さく簡単な手術といった間違った認識がありますが、手術の合併症によって重篤な視力障害が生じる場合もありますので、よく相談して決める必要があります。

【当院での白内障手術の流れ】

まず視力が下がってもそれが本当に白内障だけの問題か、しっかりと調べます。例えば緑内障が発症していたり、カメラで言うフィルムに相当する目の奥の網膜という部分に異常がないか、そして瞳孔がしっかりと開いて手術が問題ないかどうかを確認します。

 

手術日が決まればそれに合わせて手術説明、採血検査、術前検査を行なっていきます。

また、かかりつけの内科のある方や、かかりつけがなくてもご高齢の方は内科の先生に一度全身を見ていただき、手術が問題ないことを確認します。

術前検査は一度瞳孔を開く検査を行いますので、車に4時間ほど乗ることができません。

そのため、ご家族の運転もしくは徒歩かバスなどできていただく必要がございます。

鹿島市内、潮来、神栖、行方で当院から車で30分圏内にお住まいの方は乗り合いではございますが、無料の送迎も行なっておりますのでご利用になりたい方はお気軽にご相談ください。

手術説明では手術の流れおよび術後の見え方に関して大事なお話をさせていただきます。

当院では保険診療による単焦点眼内レンズ、選定療養による多焦点眼内レンズ両方を扱っております。

また、乱視が強い方には乱視矯正用の眼内レンズを用いて、術後の見え方の向上に繋げてまいります。

 

以上の検査が終わりましたら、手術の前の月に、当日の来院時間、手術前に感染予防としてつけていただく目薬の処方などを行います。

 

手術3日前から術前の目薬の点眼が始まります。

手術自体は5分弱で終わります。

術後通院は通常、術後1日目、2日目、4日目と診察があります。術後3日目の時点で洗顔、洗髪、運転の許可がおります。

手術に際し、術後診察で送迎ご希望の方はお気軽にご相談ください。

緑内障手術

当院で実施している緑内障手術は3種類ございます。

1:水晶体再建術併用眼内ドレーン挿入術

こちらはiStent Wという0.3mm程度のチタン製のステントを眼内に挿入する手術です。白内障手術と同時にしか行うことができず、白内障が済んでる方には適応となりません。

こちらはブログにもまとめているのですが、目の中にある排水溝に小さなステントを埋め込む手術となります。

決められた白内障手術、緑内障手術件数を行ない、当手術を決められた件数以上行った医師しか行うことができません。

2:流出路再建術(眼内法)

この手術は目の中にある排水溝を、マイクロフックと呼ばれる小さなスプーンのようなものでつまりを取り除き、開通させる手術となります。白内障手術と同時でも出来ますし、白内障の手術が済んでる方にも適応となります。

手術時間は3〜5分程度で、出血を伴うので術後しばらく霞みますが段々と取れてきます。

こちらの手術は厚生局より認定を受けた施設でのみ行うことが可能な手術となり、当院では現在最も多く行われている緑内障手術となります。

こちらの手術もブログに詳しく書いておりますのでぜひご参考にしてください。

眼瞼下垂手術

 眼瞼下垂の原因として、加齢によるものは、上眼瞼挙筋の腱の伸展によって起こるもの、皮膚の弛緩によるものがあります。また、ハードコンタクト装用により、同様の原因により眼瞼下垂が起こります。脳動脈瘤・糖尿病による神経麻痺によるもの、神経と筋肉の間のトラブルである重症筋無力症などがあり、これらは他の眼の症状や全身症状を伴うことも多いです。また、甲状腺眼症のように片眼の瞼裂開大により相対的にもう片方の眼が下垂しているようにみえることもあるため、注意が必要です。

 では治療はどうするのでしょうか。当院では眼瞼皮膚弛緩に対して手術を行います。この場合はまぶたの中の筋肉に手を加えなくても、余ってたるんだ皮膚を切除するだけで症状がよくなることが多くあります。切除する部分は、二重の線で切り取る「重瞼線切除(じゅうけんせんせつじょ)」と二重のラインが乱れないように眉毛の下のラインで切除する「眉毛下切除(びもうかせつじょ)」の二種類があります。

眼瞼内反症手術

先天性眼瞼内反症は先天的に瞼がひっくり返ってしまい、まつ毛が黒目を擦ることで傷がつき、涙目になりがちであったり、目をこすりがちであったり、瞬きが多いことで気づくことがあります。

通常1歳ごろまで経過を見て自然治癒しない場合、手術適応となります。

次に老人性眼瞼内反症というものもあり、こちらは加齢に伴って靭帯や皮膚のはりが衰えることで瞼がひっくりかえってしまい、まつ毛が目を擦るというものです。わずかなら逆さまつ毛を抜くだけでいいのですが、大量に擦っている場合は、手術により外に向かせる方法です。

翼状片手術

翼状片とは紫外線が原因で目の鼻側から生じる出来物です。

初期の段階では放置しても問題ないのですが、

1:進行して目の中心を覆ってしまい、視力が下がる。

2:角膜の形を歪めて乱視が強くなる。

3:美容的に見た目が気になる。

といった場合手術が必要となります。

手術は10分ほどで終わります。

角膜にくっついた組織をはがし、本体を切除したのち縫合して終了となります。

吸収される糸を用いるのですが、吸収されるまでの間、充血が生じますが段々と無くなってきます。

硝子体注射

 こちらの治療は、眼内に薬液を注射する治療となります。硝子体内に、抗VEGF抗体と呼ばれる成分を入れることで、眼内に生じた異常な血管、むくみを改善することができます。適応疾患は、加齢黄斑変性症、糖尿病黄斑浮腫、網膜静脈閉塞症に伴う黄斑浮腫、近視性脈絡膜新生血管になります。

 点眼麻酔し、手術室で行う処置となっております。実際に治療の適応となるかどうかは、外来での診察を受けていただいて判断となります。

レーザー手術

当院では眼科レーザー治療が可能です。

当院で行っているレーザーは

①網膜光凝固術

こちらは網膜に対してアルゴンレーザーを打つというもので、適応としては軽度の網膜剥離、網膜裂孔、糖尿病網膜症などが挙げられます。

飛蚊症が急に生じて急いで治療行う場合はこちらのレーザーになります。また、糖尿病が進行して目の中の出血が増えた場合、レーザー治療を用いて糖尿病による合併症を予防していきます。

②隅角光凝固術

こちらは緑内障に対するレーザー治療の一つです。

適応は閉塞隅角緑内障、血管新生緑内障を除く緑内障です。一般的な開放隅角緑内障の方は適応となります。

緑内障点眼の副作用が気になる方や、毎日の点眼がどうしても守れない方、点眼だけでは進行が抑えられない方などが適応となります。

痛みはほとんどなく、副作用も施術後1日ほど頭痛を訴える方がたまにいらっしゃる程度です。

③虹彩凝固術

こちらは閉塞隅角緑内障の方に適応となるレーザーです。ある日いきなり眼圧が急上昇して頭痛や吐き気に襲われるタイプの緑内障であり、虹彩に穴を開けることでそのような発作を予防できます。

副作用としては虹彩にレーザーを当てるので、目の中に出血を伴うことがあること、長期的に見ると角膜の細胞が傷んでしまい、角膜移植を必要とすることがまれにあります。

④レーザー後嚢切開術

こちらは白内障手術後に起きる、後発白内障と呼ばれる疾患に対するレーザー治療です。

白内障手術術後5年で20~30%ほどの方におきます。白内障の手術は前述した通り、嚢と呼ばれる袋に人工レンズを入れるのですが、この袋が濁りを起こすことがあります。

その場合レーザーを行うことで完全に濁りを取り切ることができ、再発もありません。

 

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