緑内障の進行を防ぐために出来ること
こんにちは!
昨日は朝から雨で、外出るにも億劫になる天気でしたね。
そんな足元の悪い中にもかかわらず、多くの方に受診に来ていただき、誠にありがとうございました!
また週末にかけて暖かくなりそうですね。
週末の恒例行事は、愛犬のランを連れてドッグランに行くことですが、とことん遊ばせて変えると車の中ですやすや寝てくれて、とても癒されます。
話は変わりますが、当院には多くの緑内障の方が通院されております。
また、緑内障とは関係ない症状できて、健診で指摘されてきて緑内障が発覚することも多々あります。
そこでアメリカ眼科学会が提唱している、視野欠損を出来るだけ遅らせることが出来る10のことを紹介したいと思います。
① 眼科の定期検査に必ず来ること。また、点眼をしっかり守ること。
② 他の科でステロイドが処方された場合、必ず眼科主治医に知らせること。
③ 緑黄色野菜を毎日摂ること。
④ 運動が大事。しかしあくまで適度に。激しい運動は眼圧を上昇させます、しかし適度な運動は眼圧を下げることができます。
⑤ 目のけがをしないように注意すること。
⑥ 頭を下にする姿勢を避ける。例えば、ヨガは健康にいいですが、頭を長時間下にする姿勢は眼圧を挙げてしまいます。
⑦ 寝るとき、うつぶせ寝はなるべく避けましょう。
⑧ 紫外線を浴びすぎないこと。
⑨ 口腔環境を整えること。歯周病と視神経障害の関連性が近年指摘されています。
⑩ 血圧の情報を眼科主治医に伝えること。実は高血圧が悪いわけではなく、夜間の低血圧が問題となります。夜間の薬により、血圧が下がりすぎる場合、視神経に行く血流が減少して、視野欠損がすすむといわれています。
以上の10項目を提唱しているので、まずは全部ではなくても、一つずつ実行できる項目を増やしていくことが大事です。
ただ、①はしっかり守ってほしいというのが本音です!