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白内障術後、見える距離これでよかったのかな??とお悩みの場合

[2025.04.14]

皆様こんにちは!

大阪万博が始まりましたね。関西人としてやっぱり万博は、もちろん当時まだ生まれてないのですが、岡本太郎先生の太陽の塔のイメージがとても強いですね。色々な意見はあるかと思いますが、始まったからには是非うまくいって日本を盛り上げてもらいたいですね。

さて本日のお話ですが、白内障の術後の見え方第二弾です。

たまにいらっしゃるのが、他院でモノビジョン(左右で見える点をずらしてる状態、例えば右目は遠くを見えるようにして、左目は手元を見えるようにすることでメガネを不要にする方法)で手術を受けた方で、左右の見え方の違いから違和感が強くてどうしたらいいかと相談を受ける事があります。

モノビジョンという方法の是非は一旦置いておいて、その場合の対処法についてです。

まだ手術した直後でしたら目の中に入れたレンズが癒着してないので取り出して新しいレンズを入れる方法があります。

しかし大抵の場合、慣れるのに時間がかかるからと数ヶ月様子見て、それでも違和感を感じる方がほとんどです。

その場合、癒着してしまってるレンズを取り出した場合、新たなレンズは目に縫い付ける特殊な手術を要し、術後の乱視の発生、手術時間も長く体への負担も強まってしまいます。

ではその場合どのようの方法があるのでしょうか。

実はアドオンレンズと呼ばれる方法があります

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下の緑色が元々入っているレンズで、その上に新しいレンズを入れるという方法です。

手術時間は5分から10分ほどで終了します。

メリットとしては、術後の度数調整をできるということ、単焦点レンズの手術だったが、やっぱり多焦点がよかった場合、多焦点のアドオンレンズを入れることで多焦点に変更する事ができること、見え方の違和感がある場合、摘出が比較的容易であることなどがあります。

デメリットとしては、わずかに近視や遠視が残る可能性があること、目の構造上(目の中のスペースが狭い方)手術を受けれない方がいること、そして自由診療であるため、高額である事が挙げられます。

手術代金ですが、自費となるため術前検査+手術代金(レンズ代金込み)+術後3ヶ月の診察代で

単焦点レンズの場合28万円

多焦点レンズの場合40万円

となります。昨今の円安の影響で今後値段が変わる場合もあります。

また、当レンズは一人一人オーダーメイドで海外への発注となりますので、最初に半額の内金をいただき、レンズ発注後のキャンセルの場合、内金の返却はできませんのでお気をつけください。

術後やっぱり見え方こっちの方が良かったかな、あっちの方が良かったかなとお悩みでしたらお気軽にご相談ください。

高額な治療のため気軽に決めるものではないのですが、治療の手段があるというだけでもご安心いただける場合がございます。

では今日の一枚ですが、

遊び疲れて熟睡なうちの猫ちゃんです。

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