iStent Wを用いた緑内障手術
皆様こんにちは!
今日は緑内障手術3連続の最終回、iStent Wを用いた緑内障手術についてのお話です。
まずこの聞きなれないiStent W(アイステントダブリュ)とはなんぞや?
これは0.36mmのチタン製の手術器具になります。このステントは人体に埋め込まれる最小の医療器具の一つであり、MRIも受けることが出来ます。

こちらは真ん中がトンネル状になっており、眼の中の水を通す役割を担っています。
こちらのiStent Wを下の図の様に、眼の中の水の排水溝である線維柱帯に二箇所留置します。

そうすることで、眼内の水をより排出させることが可能となり、眼圧低下につながります。
臨床試験の結果、しっかりとした眼圧加工効果が認められ、さらに点眼本数を減らすことも可能としております。
こちらの手術ですが、現在白内障手術と同時に行うことしかできません。(iStent W単独手術は現在保険適応になっておりません。。。)
手術時間は白内障手術に数分加わる程度で終わります。線維柱帯に留置するときに少し出血が起きるので、術後数日霞む感じが出る方もおられますが、数日で消えますのでご安心ください。
こちらは白内障を発症した緑内障の方のうち一部の方を除き、適応となります。
(例えば角膜の内側の細胞が減少している方などは対象となりません)
費用ですが、3割負担の方は約9,6000円ほどかかります。前期高齢者受給者証または後期高齢医療保険に加入している場合は、両眼でも上限18,000円となります。
緑内障を発症している方は非常にメリットのある手術ですので、気になる方は是非ご相談ください。
では本日の一枚ですが
日々デカくなっていくにゃんこです。食べる量も多く、どこまで大きくなるか若干怖くなってきました。
