目が見えなくなる理由、失明の原因について
皆様こんにちは!
自分自身近視が強かったり、飛蚊症があったりと、いかんせん知識がある分大丈夫かなという不安があります。
そこで今日は日本における失明原因トップ5をまとめてみました。
日本の失明原因トップ5
― 見えているうちに守るために ―
「年のせいかな?」と感じて放っておくうちに、
気づかぬうちに視力を失ってしまうことがあります。
実は、日本での失明原因の多くは、初期に自覚症状がほとんどない病気です。
今回は、最新の国内統計をもとに、日本人の失明原因トップ5を紹介します。

画像参照:VIATRIS なるほど納得!緑内障の情報サイト
第1位:緑内障(りょくないしょう)
日本人の失明原因第1位は、やはり「緑内障」です。
視神経が少しずつ傷んでいき、視野が欠けていく病気です。
しかし初期には自覚がなく、「見えている」と思っているうちに進行します。
いったん失われた視野は回復しないため、早期発見が最も大切です。40歳以上の日本人のうち20人に1人が緑内障発症しており、70歳以上ですと10人に1人であることがわかっております。
検査:眼圧測定、視野検査、OCT(視神経解析)
対策:40歳を過ぎたら年1回の眼科検診を。
第2位:糖尿病網膜症
糖尿病により網膜の血管が傷つく病気です。
出血や浮腫(むくみ)、新生血管ができることで視力が低下します。
初期には見え方の変化がなく、気づいた時には重症化していることも。
血糖コントロールと定期的な眼底検査が欠かせません。
検査:眼底写真、OCT、OCTアンギオ、蛍光眼底造影
対策:糖尿病と診断された時点で、眼底検査を定期的に受けること。HbA1cの値が高いと網膜症が起こりやすいので、HbA1cの値によって通院間隔が変わってきます。
第3位:網膜色素変性症
進行性の網膜疾患で、網膜の光を感じる細胞(視細胞)が徐々に減っていく病気です。
「夜に見えにくい」「視野が狭い」などから始まり、
進行すると中心視力にも影響が出ます。
根治療法はまだ確立されていませんが、
再生医療・遺伝子治療の研究が進んでおり、早期診断が重要です。
検査:視野検査、ERG(網膜電図)、OCT
対策:まぶしさ対策と定期的な進行チェックを。
こちらと診断された場合、指定難病に当たるので、適切な検査を行い書類を出すことで通院にかかる医療費の助成を受けることができます。
第4位:加齢黄斑変性(かれいおうはんへんせい)
網膜の中心「黄斑」が傷み、
ものが歪んで見える・中心が暗く見えるなどの症状が出る病気です。カメラでいうフィルムの部分がぐちゃぐちゃになっているので、綺麗な写真が現像されないと説明しています。
欧米では失明原因の第1位で、日本でも増加しています。欧米人は日本人よりメラニン色素が薄いせいか、光刺激に弱いため、網膜が紫外線の影響を受けやすい状態にあります。
紫外線以外にも喫煙、脂質の多い食事などがリスクになります。
検査:OCT・OCTアンギオ・アムスラーチャート
対策:禁煙・抗酸化作用のある食生活(緑黄色野菜、青魚など)・早期発見が鍵。
第5位:網脈絡膜萎縮(もうみゃくらくまくいしゅく)
網膜とその下の脈絡膜が萎縮し、視細胞が失われていく病気です。
強度近視(−6D以上)などで眼球が伸びる「軸性近視」に伴って起こることが多く、
“病的近視”と呼ばれる状態の一部として進行します。
ゆっくり進むケースもありますが、黄斑(ものを見る中心)に及ぶと、
視力の回復が難しく、失明原因となることもあります。
検査:OCT、OCTアンギオ、眼底写真
対策:強度近視の方は年1回の定期検診を。
特に「物が歪む」「見え方が変わった」と感じたらすぐに受診を。近視に伴って起きる新生血管が生じる疾患があり、その場合特殊な薬物を投与することで改善が期待できます。
まとめ:見えているうちに検診を
失明原因の多くは「気づかないうちに進む病気」です。
一度失われた視野や視力を戻すことはできません。
しかし、早期発見・適切な治療で視力を守ることはできます。
40歳を過ぎたら、症状がなくても年に1回の定期検診を受けましょう。
Q&Aコーナー
Q. 病気を防ぐ方法はありますか?
A. 完全に防ぐことはできませんが、生活習慣の改善と定期検診でリスクを減らせます。
Q. どんな症状に注意すべき?
A. 「かすむ」「ゆがむ」「視野が欠ける」「片目だけ見えにくい」と感じたら、早めに受診を。
“見える今”を守るために、
見えなくなる前に検査を受けることが一番の予防です。気になる方は、ぜひ一度ご相談ください。
では今日の一枚ですが、
首元のマッサージがとても心地いいワンコです。
