白内障で出てくる症状
皆様こんにちは!
先日の大雨から一気に気温が下がって秋になってきましたね。
うちのワンコもだいぶ元気を取り戻してきました。
さて今日は白内障の症状に関してです
白内障で「まぶしい」と感じるのはなぜ?
白内障といえば「かすんで見える」「視力が落ちる」というイメージを持つ方が多いと思います。
しかし、実際には「まぶしい」「光が散って見える」といった症状で困る方も少なくありません。
今回は、白内障によって眩しさを強く感じるメカニズムを解説します。
水晶体が「濁る」とどうなるのか?
目の中には、カメラのレンズにあたる「水晶体」があります。
健康な水晶体は透明で、光をきれいに網膜へ届ける役割を果たします。
ところが白内障では、水晶体が濁ってしまいます。
濁った水晶体を通過する光は、まっすぐ網膜に届かず、乱反射や散乱を起こします。
光が散乱すると「まぶしさ」に
光が散乱すると、網膜には「にじんだ光」が届きます。
このため、以下のような症状が出やすくなります。
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太陽や車のライトを直視できないほど「まぶしい」
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夜間、対向車のライトがギラついて見える
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光の周りに「輪(ハロー)」が見える
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蛍光灯の下で物が見えにくい
つまり「明るさそのもの」ではなく、光が乱れて広がることが眩しさの原因なのです。
眩しさが強くなるシチュエーション
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昼間の屋外:太陽光が強いため、白内障の方は特に眩しさを感じやすい
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夜の運転:暗い中で強いライトを見ると散乱が強調され、視界がにごる
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逆光の場面:光源に向かうと、見たい対象が白っぽくかすんでしまう
まとめ
白内障による眩しさは、単純に「光が強すぎるから」ではなく、
濁った水晶体による光の散乱が原因です。
この症状はサングラスや遮光眼鏡である程度軽減できますが、
進行すると日常生活に大きく影響するため、手術を行うことが根本的な治療となります。
当院では基本は片目ずつの手術をおこまっておりますが、免許の更新が近くて急いでいる、仕事でそんなに時間休めない、と言う方には両眼同日手術も行っておりますので、ご相談ください。
では今日の一枚は、、、
ダブル黒柴です。
